このブログで物語の紹介をしていきます!
ぼくはこれまで、物語に何度も人生を救われてきました。
大きな例を挙げると、4ヶ月続いた悩みから解放されたり、大学中退を思い止まったり、人生の目標が決まったりしたんですよね。
「たかがフィクションに影響を受け過ぎだろ」って思う人もいると思うんですけど、ぼくにとって物語は夢の世界へ逃避するための空想なんかじゃなくて、現実を生きるための指針なんです。
だから困った時や辛い時に役立つ様に、たくさんのセリフを空で言えるように暗記していますし、心の中には無数のキャラクターを宿しています。
架空の話ですからもちろん、「現実はこんな風にいかないよ」と思うことはあるんですけど、その架空の話は現実に生きている人間が懸命に「願い」を込めて創ったものである筈じゃないですか。だからぼくはその願いを真摯に受け止めたいし、大真面目に現実に活かしたいんです。
まあ、普通はもっと気楽に楽しめばいいと思うのでぼくのその姿勢を押し付けるつもりは全然ないんですけど、単純に感動を誰かと共有したいので、このブログではぼくの大好きな物語の紹介もしていこうと思っています!
作者の願いが、少しでも多くの人に届きますように!
【相談】どうやって仕事を選べばいいか分かりません→「自分はどんなストレスに弱いか」という観点から考えてみるといいと思います。
24歳女性の理沙さん(仮名,東京住み)からの相談です。
ー栄養管理士の仕事をしていたのですが、訳あって転職することになりました。
大学では栄養管理士の勉強をしていただけで就職活動を一切していなかったので、どうすればいいか全然分かりません。アドバイスをお願いします。
最初の依頼なのですごく嬉しいです〜! それではまず、ぼくの考える「仕事選びの基準」についてお話しますね。
仕事っていうのは何を選んでも何かしらのストレスと付き合っていかなければいけないものなので、
「自分はどのストレスに弱いか」
という観点から考えてみるといいと思います。
たとえば、「お金がない」というストレスには強いけど「人から怒られる」というストレスには弱い人は、クレーム処理の仕事に就くと、どんなに給料が良くても辛い思いをするということです。
理沙さんはどのストレスに弱いのでしょうか?
そうですね〜。私は
「やりがいの感じられないことをする」
というストレスに弱いと思います。
分かりました。だったら、ご自分が熱中できそうな仕事を探してみましょう! どんなことに興味がありますか?
うーん、それが分からないんです……。そもそも世の中にどんな仕事があるのかを全然知らないので……。
そうなんですね。じゃあ、まずは「知る」ことから始めてみましょう。ネットで色々検索してみるのはもちろん、本屋や図書館で本をたくさん読んでみることをオススメします!
世の中には、「ただ知るだけ」で解決する悩みがすごくたくさんあります。本気で悩んでいるなら、面倒でもまずは十分な知識を得ることが大切だと思います。
分かりました。色々と勉強をしてみます。
他には何をしたらいいでしょうか?
人と話をしてみるといいと思います! 就活のイベントに行って、自分の興味のありそうな職業に就いてる人から仕事の話を聞いたり、相談したりしてみてください。
え、そんなイベントがあるんですか?
地方はどうか分かりませんが、東京にはいっぱいありますよ! ネットで調べてみてください。
「人と話すこと」には
「リアルな話が聞ける」
「双方向的なやり取りができる」
など、本やネットにはないメリットがあります。
ただ、知識が無い状態でそればかりすると人の話に影響を受けすぎて振り回されてしまう危険があるので、
「知識を得ること」
と
「人と話をすること」
の2つをバランスよく行うことが大事だと思います!
分かりました。なんだか八方塞がり感から抜け出せた気がします!
ありがとうございました!
電話で1時間半ぐらい、時々笑いを交えながら気持ちよく会話のキャッチボールができて、最初の依頼なのに最高にいい感じでした!
※「仕事選びは『自分はどんなストレスに弱いか』という観点から考えるといい」という考え方は、眞蔵修平さんという漫画家の方のブログ記事から学んだものです。
「やりたいことを仕事にすべき」は本当か。 | shuheimakura
興味のある方はぜひご覧ください!
1人目の話し相手から「資格が無いなら相談に乗るな」と批判されたので全力で答えたら未読無視された話
レンタル話し相手の活動を初めて4日目、早くもぼくのLINEを追加して連絡してくれる人が現れたんですよ。
「依頼来たー!!」って超喜んだんですけど、すぐに
「冷やかしかよ!」と叫ぶことになりました。
でも話を聞いてみると、この方(アオイさん:仮名,30代女性)はからかい半分にぼくを冷やかしに来たんじゃなくて、この活動のリスクを想定し、正義感からぼくを止めようとしているのだということが分かったんですよね。
それでお互いバチバチに持論をぶつけ合うという、初っ端から最高に有意義で面白いやり取りができたので、お話します!
雑談や愚痴聞きだけならまだしも、人の相談に乗るというのはすごく難しいことですよね。
何の資格も無いあなたにできるんですか?
ぼくはこれまで人の相談に乗らせてもらって役立てた実感を得る経験を何度かしているので、できると思います。
相談に乗るにあたって資格は特に必要ないとぼくは思っています。
そうでしょうか?
相談に乗る能力があるかどうか他者が判断しやすいために資格は必要だと思います。本当に苦しい思いをしている人があなたに辿りつき藁をもすがる思いで話しかけた時、あなたがしっかり話を聴かなかったり不適切な言動をしてしまったりしたらどうなりますか?
その人をもっと傷つけることになるんですよ。
悩んでいる人の気持ちを何だと思っているんですか?
いや〜、素晴らしい批判ですね!!!!
いや、嫌味とかじゃなくて本当に。ぼくもずっと前から全く同じことを考えてたんですよ。
「相談に乗る」という行為にはいくつか原則があって、たとえば
・傾聴する
・共感する
・決めつけない
・アドバイスに反論されても怒らない
こういうことが基本的にできていなければならないと思うんですけど、「なんで???」って思わずビックリしてしまうぐらいできない人、めちゃくちゃ多いじゃないですか。
そしてそういう人に相談をしてしまうと、「せっかく心を開いて相談したのになんでこんな思いをしなきゃいけないの!?」って裏切られた気持ちになってしまうんですよね。
特に心に多くの傷を持つ人の場合そのダメージはより大きなものになり、深刻な人間不信に陥ってしまう恐れがあります。
だから、能力のない人は相談に乗るべきではないんです。
役に立たないどころか、悪影響を与えてしまう危険性がありますから。
ぼくは何年も前からこう考えていたので、アオイさんの言うことは本当によく分かるんです。
……ということをアオイさんにもお話してから、「それでもぼくが相談に乗ろうとしている理由を今から説明しますので少々お待ち頂けますか?」と伝えたところ、こう返ってきました。
いや厳しいな!!
ちょっと落ち着こうよ〜。ぼくの言葉が軽いとか人生ちゃんと生きてないとか判断するのが早すぎるよ〜。
と思いながらも粘ってもう1度「説明させて頂けないでしょうか?」と訊いたら、一応「がんばえー」と言ってもらえたので、以下の文章を送りました!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ぼくは「相談に乗る人には『能力』が必要だ」と考えていますが、『資格』が必要だとは思いません。何故なら、相談という「心」が問題になる分野においては、資格は形骸的な意味しか持たない場合が多いと思うからです。
ぼく自身、学校の先生や心療内科の先生など、正式な資格を持っているにもかかわらず能力が足りないと感じる人に多く出会ってきました。
そういうことが起こる理由には、心理的な資格には
・実技試験がない場合があるから
・実技試験があってもその基準が曖昧だから
という2つの理由があるのではないかなと想像していますが、理由はどうあれ、他の人からも「カウンセラーに相談したら頭ごなしに否定された」というような話はよく耳にするので、これはぼくだけの見解ではないと考えて良いと思います。
そして一方で、資格を持っていなくても相談に乗る能力が高い人は世の中にたくさんいると思うんです。
ぼくはそういう人を何人か知っていますし、あなたの周りにも何人かいるのではありませんか?
どうしてそういう人がいるかというと、「心」に関する能力というのは、机上の勉強よりも生身の人間との絶え間ないやりとりの中で身につく要素の方が遥かに多いからだと思うんです。
以上の理由からぼくは資格が無い人でも相談に乗って良いと思っていますが、あくまでも「資格は」必要ないというだけで、「他者に判断してもらう基準」は必要であると考えています。何故ならそれが無ければ相談を検討している人に不安やリスクを与えてしまうからです。
ぼくにとっての「基準」は、Twitterでの発信です。
ぼくはこれからTwitterで、
・自分の情報
・レンタル話し相手として人と会話した内容
・自分の考え
などをマメに発信していきます。
その投稿内容を見ていけばきっと、ぼくの能力や人柄や考え方などがよく分かるでしょう。
そしてその情報は、「◯◯心理カウンセラーの資格を保有しています」という一文よりもずっと実質的で、確かな信用の基準になると思うのです。
ぼくの発信を見て「この人には相談に乗る能力がありそうだな」とか「自分に合いそうだな」とか感じたら相談してくれればいいし、そう感じなかったら相談しなければいい。
このやり方であれば、「相談に乗った結果人を傷つけてしまう」というリスクはかなり少なくなるのではないでしょうか(もちろん0にはできませんが)。
誰かにマイナスの影響を与えてしまうリスクがあることを承知の上で、細心の注意を払いつつ、ぼくは全力でこの活動に臨みます。
ぼくの考えは以上ですが、いかがでしょうか?
長文失礼いたしました。
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アオイさんの指摘に不足なく答えられたと思ったので返信を楽しみにしていたんですけど、タイトル通り、この返信は未読無視されてしまいました。残念!
でも、このテーマに関するぼくの考えは活動の初期段階できちんと説明しておきたかったので、最初の話し相手の方とこういう話ができたのはとてもラッキーだったなと思います。
このテーマに関するご意見やご質問などがありましたら、どんな方法でも良いので遠慮なく言ってください。ぼくへの指摘や批判でも全然大丈夫です!
それでは!